小学1年生で3級に合格したあと、次の目標となった「英検準2級(高校中級程度)」。
3級に比べて単語の難易度が上がり、抽象的な概念も増えるため、親としても「小学生にどうやって対策させればいいのかな」と手探り状態でした。
我が家の場合、アイスホッケーの練習や学校の宿題があり、何より「子どもの時期はしっかり遊んで、しっかり寝ることが大切」と考えています。
子どもの体力を優先して生活していると、英検の勉強時間を捻出するだけでも一苦労です。スケジュールをあれこれ駆使してやりくりしていましたが、直前に単語帳(キクタン)の熟語部分を残したまま本番を迎えることになりました。
決して楽にできたわけではありません。日々のスケジュールを調整する試行錯誤と、娘自身の努力、そしてこれまでの経験が噛み合って掴み取った一次試験合格だったと感じています。
我が家が実際に家庭学習で行った取り組みや、泥臭い親としての試行錯誤を振り返ります。
1. 単語学習は「1週間単位のスケジュール」と「耳の記憶」
準2級の最大の壁と言われる「単語力」。低学年の子供にとって、準2級に出てくる言葉は「日本語の意味自体が難しい(抽象語が多い)」という問題に直面します。
我が家でもキクタンを進めるにあたって「1週間ごとのスケジュール」を立てて進めていました。ただし、毎日きっちりこなすことに固執はしていません。
ホッケーや宿題、遊びや睡眠時間を優先するため、平日に時間が取れない時は週末にまとめて進めるなど、「できる時間に柔軟に調整するスタンス」を取っていました。
子どもの生活を削ってまで詰め込ませなかった結果、最後の熟語部分は残して本番を迎えることになりましたが、合格後にチェックしてみると、熟語の7割程度は理解できていたので、結果オーライだったと感じています。
幼少期からの「耳の記憶」に助けられた
3歳の頃、英語教室に通い始めた時は慣れない環境や親と離れる寂しさで涙を流すこともありました。そうやって小さい頃から積み重ねてきたからこそ身についた「耳の記憶」があったため、単語帳で完璧に暗記しきれなくても、これまでの経験がしっかり土台となって娘を助けてくれたのだと実感しています。
1回で完璧に覚えさせようとしない
低学年の場合、1回で確実に暗記させようとすると勉強が一気に嫌になってしまいます。我が家では「全部覚えられたか」を厳しくチェックするのではなく、目にする回数を増やすことを意識し、少しずつ前に進めていきました。
日本語の意味が難しいときは例え話に置き換える
「発展させる」「環境」など、日本語の訳自体が難しい言葉は、親が身近な例え話に置き換えて説明し、イメージを掴みやすくしました。
2. ライティング(英作文)対策は「知っている言葉で文字数を稼ぐ」
準2級のライティングは配点が大きく、合格を左右する重要なセクションです。ですが、我が家では「ミスを減らそう」「間違えないように書こう」という指導は一切しませんでした。
初めて挑戦する子どもにとって、何が OK で何がミスかなんて分からないのが当たり前です。「間違えちゃいけない」とプレッシャーを与えるのではなく、「今知っている言葉でいかに文字数を埋め、意味を通わせるか」に重きを置きました。
基本の「型」だけざっくり確認する
「自分の意見 + 理由2つ」という英作文の基本パターンを把握し、型に当てはめて書く練習を数回行いました。
今知っている単語を総動員して書く
難しい文法を使おうとする必要はなく、「知っている簡単な単語で、どうにか文字数を稼いで意味を伝えるか」を大切にしました。今できる力をそのまま発揮することが、我が家なりの攻略法でした。
親は「添削」よりも「最後まで書けたこと」を褒める
スペルミスなどを厳しく指摘するのではなく、「自分の力で最後まで文章を埋められたこと」をしっかり認めるよう心がけました。
3. 親の関わり方:イライラも失敗もしながらの試行錯誤
「子どものやる気を引き出す声かけ」なんて書いていますが、私自身、決して完璧な親ではありません。
仕事や家事で疲れている時はついイライラして指示や命令口調になってしまうこともありましたし、言葉がけを失敗して娘のやる気を削いでしまったことも一度や二度ではありません。
いつでも優しく理想的な親でいられたわけではありませんが、ぶつかったり失敗したりしながらも、「どうすればお互い嫌にならずに進められるかな」と手探りで付き合ってきたのが我が家のリアルです。
まとめ:試行錯誤の末に掴んだ合格
英検準2級と聞くと「小学生には難しすぎるのでは…」「親がしっかりサポートしないと無理では…」と感じていましたが、決して完璧な計画や特別な指導があったわけではありません。
失敗も含めて手探りで進めていくことが、我が家なりの合格へのプロセスでした。