インターナショナル幼稚園ではなく、我が家が選んだ英語環境
前回は、私自身が英語に興味を持っていたこと、そして娘が3歳から英語を始めたきっかけについてお話ししました。
今回は、私たちがどのように英語教室を選び、なぜインターナショナル幼稚園ではなく英語教室という選択をしたのかを書きたいと思います。
娘が3歳になる頃、本格的に英語教育について考え始めました。
当時、我が家には二つの選択肢がありました。
一つはインターナショナル幼稚園。
もう一つは英語教室です。
インターナショナル幼稚園については、ホームページを見たり、実際に通われているご家庭のお話を聞いたりして情報を集めました。
英語だけで生活する環境は、とても魅力的でした。
「こんな環境で毎日過ごせたら、自然と英語が身につくんだろうな」
そんな期待もありました。
一方で、お話を聞く中で、私たちが思い描いていた「英語力をしっかり身につける」というイメージとは少し違うと感じる部分もありました。
そして、年間の費用は約190万円。
もちろん、その環境に価値を感じるご家庭もたくさんあると思います。
でも、我が家は幼稚園にそこまでの教育費をかけるという選択は考えていませんでした。
そこで、「我が家らしい方法で英語環境を作れないだろうか」と考え、英語教室を選ぶことにしました。
私が英語教室選びで譲れなかった条件は、一つだけ。
ネイティブの先生から教えていただけることです。
発音やイントネーション、英語特有のリズムは、小さい頃に自然と身につけてほしいと思っていました。
そして見学に行った最初の教室で、娘が笑顔で一言。
「ここがいい!」
その一言で、我が家の英語教室は決まりました。
他の教室と比較することはありませんでした。
子ども自身が「行きたい」と思える場所であることが、何より大切だと感じたからです。
実は後になってから、その教室にはさまざまな口コミがあることを知りました。
でも、入会前に実際に通われていた方から「本当にいい教室だよ」と勧めていただいていたこともあり、不安はまったくありませんでした。
そして実際に通い始めると、その選択は我が家にぴったりだったと実感しました。
一般的な英会話教室のように週1回ではなく、娘は3歳から小学校へ入学するまで、週5日、朝10時から午後3時まで通いました。
毎日お弁当を持参し、年齢の違う子どもたちと一緒に過ごします。
教室では基本的に日本語は禁止。
先生との会話も、子ども同士のやり取りも、自然と英語が飛び交う環境でした。
今振り返ると、我が家はインターナショナル幼稚園には通いませんでしたが、英語教室をインターナショナル幼稚園のような環境として活用していたのだと思います。
もちろん、まったく同じではありません。
それでも、毎日のように英語に触れ、英語を「勉強」ではなく「生活の一部」として過ごせたことは、娘にとって大きな財産になりました。
この頃に身についた英語への抵抗のなさや、「英語って楽しい」という気持ちは、その後の英語学習の土台になっていると感じています。
子どもの習い事は、口コミだけでは決められないものだと思います。
人気の教室でも、その子に合わなければ続きません。
反対に、さまざまな口コミがある教室でも、その子にぴったり合うこともあります。
我が家は、「娘が行きたいと思えたこと」と、「家庭の考え方に合っていたこと」を大切に選びました。
そして今でも、あのとき英語教室という選択をして本当に良かったと心から思っています。
英語教育に正解は一つではありません。
インターナショナル幼稚園という選択もあれば、英語教室という選択もあります。
大切なのは、その家庭に合った方法を選び、子どもが楽しみながら続けられる環境をつくること。
それが、我が家が英語教育を通して学んだ一番大切なことです。