3歳から小学校入学まで、週5日通った英語教室。
小学校へ入学するタイミングで、その英語教室は卒業しました。
「せっかく英語が身についてきたのに、英語教室をやめて大丈夫?」
と思われるかもしれません。
でも、英語そのものをやめるつもりはありませんでした。
私たちが選んだのは、英語と日本語の両方を使って学ぶことを掲げていた小学校でした。
親として惹かれた教育方針。
そして何より、
「ここがいい!」
という娘自身の選択。
今回は、英語教室を卒業した娘が、どのように小学校という新しい環境を選んだのかを書いてみたいと思います。
※この記事は我が家の体験をもとに書いています。学校選びには、ご家庭の考え方やお子さんの性格、通学環境などさまざまな条件があります。一つの体験談として読んでいただけたら嬉しいです。
小学校でも英語を続けるつもりでした
小学校入学を前にしても、
「英語をやめようかな。」
という選択肢は、我が家にはありませんでした。
娘自身が英語を好きでしたし、「続けたい」と言っていたからです。
ただ、幼児期とまったく同じ形で続ける必要はないとも考えていました。
もし一般的な小学校へ進学するのであれば、これまで通っていた英語教室を週3日くらい続けよう、と話していました。
そんな中で見つけたのが、英語と日本語の両方を使って学ぶことを掲げていた小学校でした。
ネットで学校について知り、興味を持ったのが始まりです。
親として惹かれた「自由と愛」という教育理念
英語環境はもちろん魅力でした。
でも、親である私がこの学校に惹かれた理由は、それだけではありません。
大きかったのが、
「自由と愛(Liberty and Love)」
という教育理念でした。
特に私が共感したのは、「自由」についての考え方です。
ここでいう自由は、
「好きなことを好き勝手にしていい」
という意味ではありません。
子ども一人ひとりの興味や情熱を大切にし、自分で選択し、自己決定することを尊重する。
そして、そのために自分で考え、学んでいく。
私は、この考え方にとても惹かれました。
子どもの人生を親がすべて決めるのではなく、
自分で考え、自分で選択できる人になってほしい。
それは、私自身が子育てで大切にしたいと思っていたことでもありました。
「Global Japanese」という考え方にも惹かれました
もう一つ、私の心に強く残った言葉があります。
「Global Japanese」
です。
私は娘に、ただ「英語が話せる人」になってほしいと思っていたわけではありません。
英語はあくまでも、世界を広げるための一つの手段。
私が願っていたのは、
日本人としての誇りを持ちながら、世界に羽ばたいていける人になってほしい。
ということでした。
日本のことも大切にしながら、世界のさまざまな人と関わる。
違う文化や考え方を受け入れながらも、自分自身の軸も持っている。
そんな人になってほしいと思っていました。
だからこそ、日本人としての資質を大切にしながら、世界で活躍する力や心を育てていくという「Global Japanese」の考え方に、とても共感しました。
「私が娘に願っていたことは、こういうことなのかもしれない。」
そう思ったのを覚えています。
でも、最後に決めたのは娘でした
親としては、教育理念にも英語環境にも魅力を感じていました。
でも、最終的に学校を決めた一番の理由は、とてもシンプルでした。
娘が「ここがいい!」と言ったからです。
実は同じ系列に、我が家から比較的通いやすい学校と、公共交通機関を使って時間をかけて通う学校の2校がありました。
私たちは、両方の学校へ見学と体験に行きました。
親からすれば、近い方がもちろん楽です。
毎日のことですから、通学時間は決して小さな問題ではありません。
ところが娘が選んだのは、
遠い方の学校でした。
「こっちがいい。」
娘の答えは、はっきりしていました。
そこで、私たちは娘が選んだ学校へ通わせることにしました。
「自分で選ぶ」を、学校選びでも
今振り返ると、少し面白いなと思います。
私たちがその学校に惹かれた理由の一つは、
子どもの選択や自己決定を尊重する
という考え方でした。
そして、その学校を選ぶ場面でも、最後に決めたのは娘自身でした。
もちろん、何でも子どもに決めさせればいいとは思っていません。
親には、現実的にできることと、できないことがあります。
だから我が家ではまず、
「親として協力できる選択肢を用意する」
ということを大切にしました。
その中から、最後は娘が選ぶ。
我が家には、この方法が合っていたのだと思います。
英語教室を卒業して、小学校へ
小学校入学と同時に、それまで通っていた英語教室は卒業しました。
新しい学校では英語を使う環境がある。
そう考えていたからです。
とはいえ、入学したばかりの頃、娘は
「英語教室に戻りたい。」
と言っていました。
3歳からずっと通っていた場所です。
先生やお友達がいて、娘にとっては大切な居場所の一つだったのでしょう。
親として少し心配した記憶があります。
でも、それも長くは続きませんでした。
新しい学校にも、あっという間に慣れていったように思います。
入学してみて、少し残念だったことも
もちろん、すべてが想像していた通りだったわけではありません。
入学してから、娘が英語を使う機会は少しずつ減っていきました。
幼児期には英語を使うことが日常だった娘が、だんだん英語を使わなくなっていく。
正直、
「そこはちょっと残念だな。」
と思っていました。
ただ、学校はまだ開校したばかり。
試行錯誤しながら学校を作っていく段階だということは、入学前から分かっていました。
だから、
「話が違う!」
という気持ちではありませんでした。
ある程度は、
「新しい学校なんだから、こんなものだろう。」
と思って見守っていました。
それでも、この学校を選んでよかった
英語については、思っていたことと違う部分もありました。
それでも、
「この学校を選ばなければよかった。」
と思ったことはありません。
理由は、とてもシンプルです。
娘が楽しそうに学校へ通っていたから。
私にとっては、それが一番大切でした。
そして、ある日。
娘がこんなことを言ってくれました。
「この学校に通わせてくれてありがとう。」
この言葉は、今でも心に残っています。
親として学校を調べ、選択肢を作り、見学や体験へ連れて行くことはできます。
でも、実際に毎日そこで過ごすのは子どもです。
その娘自身から、
「ここに通えてよかった。」
という気持ちを聞けたこと。
それだけで、
「この学校を選んでよかった。」
と思えました。
子どもの学校選びで、我が家が大切にしたこと
もし今、
「英語教室に通っているけれど、小学校はどうしたらいいですか?」
と聞かれたら、私は、
「これが正解です。」
とは言えません。
住んでいる地域も違えば、家庭の事情も違います。
何より、子どもの性格は一人ひとり違います。
我が家の場合は、
親が協力できる範囲で、いくつかの選択肢を用意する。
そして、
その中から、できるだけ娘自身に選んでもらう。
という方法を取りました。
もし今回の学校を娘が選ばなければ、別の小学校へ通いながら、英語教室を週3日ほど続けることも考えていました。
どちらを選んでも、英語を続けられる道は用意していました。
その上で娘が選んだのが、今の学校でした。
まとめ
3歳から週5日通った英語教室を卒業し、小学校という新しい環境へ。
親としては、
「自由と愛」という教育理念や、
「Global Japanese」という考え方に共感しました。
でも最後に学校を決めたのは、娘の
「ここがいい!」
という一言でした。
そして実際に入学してみれば、想像していたことと違う部分もありました。
英語を使う機会が減っていったことは、正直、残念に感じました。
それでも、娘は学校を楽しんでいました。
そして、
「この学校に通わせてくれてありがとう。」
と言ってくれました。
完璧な学校を探すことよりも、
その子が自分らしく、楽しく通える場所を一緒に探すこと。
そして親ができる範囲で選択肢を用意し、子ども自身の「選びたい」という気持ちも大切にすること。
我が家の小学校選びを振り返ると、それが一番大切だったように思います。
そして、この頃。
娘には、もう一つ自分で決めた大きな目標がありました。
5歳の頃、私が何気なく話したことをきっかけに、
「私も絶対、小学校2年生で英検2級に合格したい!」
と言い出したのです。
しかも、
「1年生で3級を取って、2年生で準2級と2級に合格すればいいね!」
と、自分で計画まで立てていました(笑)。
次回は、5歳の娘が「小学2年生で英検2級に合格する!」と自分で目標を決めた日から始まった、我が家の英検のお話を書きたいと思います。