娘と過ごす賑やかな毎日の中で、ふと自分の人生の歩みを振り返ることがあります。
私は44歳で娘を授かり、自然分娩で出産した「高齢出産」組ですが、今振り返っても、あのタイミングこそが私にとって人生最高の時期だったと胸を張って言えます。
今回は、仕事一筋だった20代・30代から、母になるまでの私の素直な気持ちをお話ししようと思います。
1. 自分優先の人生を味わい尽くしたからこそ
実は20代前半の頃、妊娠は難しいかもしれないと知る機会があり、当時の私は「子どもを持つ人生」を全くイメージしていませんでした。ただ、まだ若かったこともあって悩んだり落ち込んだりすることは全くなく、ごく自然に自分の人生を突き進む道を選びました。
そして25歳で起業。自分の自由を満喫しながら、とにかく仕事一筋で突き進む日々を過ごしてきたのです。
正直なところ、もともと子どもが得意なタイプでもありませんでした(笑)。
だからこそ、44歳で授かって母になった時は、新しい“挑戦”というよりも「ただただ、子育てが楽しい!」という感情でいっぱいになったのです。
20代・30代で「自分優先の時間」を心ゆくまで味わい尽くしたからこそ、子ども優先の生活へとガラリと変わっても、ストレスを全く感じませんでした。やりきった満足感があったからこそ、目の前の子どもとの時間にすんなりと向き合えたのだと思います。
2. 自分のペースで突き進んだ出産と回復
昔から体力には自信があり、妊娠中もギリギリまで自分のペースで働いていました。結果的に、出産の10日前までサロンの仕事現場に出ていたほどです。
44歳での自然分娩でしたが、出産後の1ヶ月検診では担当の先生や助産師さんに「えっ、もうこんなに回復しているの!?」と驚かれたのも良い思い出です。
母として完璧かと言われれば全く自信はありませんが、周りからどう見られるかや年齢の数字にとらわれず、自分の体と素直に向き合ってきた時間が、今の元気に動ける体力を支えてくれているのは確かだなと感じています。
おわりに:すべての経験が愛おしい「いま」につながっている
人それぞれ、人生の波が訪れる時期は違います。
早くに母になる良さもあれば、しっかり遠回りをしてから母になる良さもある。私にとっては、仕事に全力だった時間も、その後に巡り会えた娘との「いま」も、すべてが必要なプロセスでした。
これからも自分らしいペースを大切にしながら、愛おしい子育ての時間を噛みしめていきたいと思います。