娘がアイスホッケーを始めたのは、年長さんの10月下旬でした。
今では生活の中にアイスホッケーがあることが当たり前になっていますが、始めたばかりの頃は、本当にスケートすらできませんでした。
初めて氷の上に立った娘は、
生まれたての子鹿のよう(笑)。
三角コーンにつかまっても、立っているのがやっと。
「滑る」なんて、夢のまた夢です。
ところが、そんな娘が氷から上がって言ったのは、
「楽しい!」
でした。
あの日から、我が家のアイスホッケー生活が始まりました。
今回は、娘がアイスホッケーを始めたきっかけと、まさかここまで夢中になるとは思っていなかった我が家の最初の頃のお話を書いてみようと思います。
私は子どもの頃からアイスホッケーを見るのが好きでした
実は、娘より先にアイスホッケーが好きだったのは私です。
私は子どもの頃から、アイスホッケーの試合を見るのが好きでした。
そのため昔から、
「もし男の子ができたら、アイスホッケーをやらせてみたいな。」
と思っていました。
なぜ男の子限定で考えていたのか、今となってはよく分かりません(笑)。
そんなある日、娘の女の子のお友達がアイスホッケーを始めたと聞きました。
「女の子もやってるんだ!」
それなら娘も一度やってみたら面白いかも。
そう思って、体験に申し込みました。
初めての氷上は「生まれたての子鹿」
そして迎えた初めての体験。
当然ですが、娘はスケートを滑れません。
氷の上に立った姿は、
まさに生まれたての子鹿。
三角コーンを支えにしても、立っているのが難しい。
足はグラグラ。
前に進むどころではありません。
周りの子たちがスイスイ滑っている中、
「これはホッケーどころじゃないな(笑)」
という状態でした。
ところが本人は、意外にもとても楽しそう。
体験が終わると、
「楽しい!」
と言いました。
私は、
「ラッキー!」
と思いました(笑)。
無料体験5回。でも1回で入団を決めました
そのチームには、無料体験が5回ありました。
でも我が家は、
1回目で入団を決めました。
理由は単純です。
娘が、
「やりたい!」
と言ったから。
そして私自身も、
「この熱が冷める前に手を打とう!」
と思いました(笑)。
せっかく本人が「やりたい」と言っている。
それなら始めてみよう。
無料体験をあと4回残したまま、アイスホッケーを始めることになりました。
「スケートができないとホッケーなんてできない」
体験のとき、娘はある言葉を聞いていました。
少し離れたところでコーチが、
「スケートができないと、ホッケーなんてできない。」
と話していたそうです。
娘はそれを聞いていたらしく、
「スケートが上手にならないとホッケーダメなんだって!だから、スケートできるようになる!」
と言いました。
そして、自主練を始めました。
これは私が、
「みんなに追いつくために練習しなさい。」
と言ったわけではありません。
本人が、
ホッケーをやりたい → そのためにはスケートが必要 → じゃあ練習する
と考えたようでした。
それでも、周りの子には全く追いつけませんでした
もちろん、自主練を始めたからといって、すぐに滑れるようになったわけではありません。
周りの子たちは、ずっと先。
全く追いつけませんでした。
それでも少しずつ練習を続けて、3か月くらい経った頃でしょうか。
まだ不格好ではありましたが、
「まあまあ滑れるようになってきたかな。」
と思えるくらいになりました。
リンクで練習できないときは、インラインスケートも使いました。
氷の上のスケートとインラインスケートはかなり違います。
それでもインラインで練習したことで、ターンもできるようになりました。
少しずつ、本当に少しずつ。
あの「生まれたての子鹿」から、スケートができるようになっていきました。
まさか、こんなにアイスホッケーにのめり込むとは
ただ、この頃の私は、
娘がここまでアイスホッケーにのめり込むとは思っていませんでした。
「楽しい習い事が一つ増えた。」
最初はそのくらいだったと思います。
そして、もっと予想外だったのが主人です。
主人はもともと、アイスホッケーに馴染みがありませんでした。
さらに本人も人見知り。
最初の頃は、娘の練習を見に行くことすら渋っていました。
当時は、
「子どものことはお前がやれ。」
という感じのところもあったと思います。
それが今では……
私より夫の方がアイスホッケーの虜になっています(笑)。
これも、始めた頃には全く想像していませんでした。
始めてみて驚いたこともたくさんありました
もちろん、楽しいことばかりではありません。
アイスホッケーを始めてみて、
「こんなにあるんだ!」
と思ったこともたくさんあります。
まず、防具。
想像していた以上にたくさんあります。
そして、費用。
これも始める前に思っていたよりかかりました。
さらに驚いたのが、
練習の多さ。
ありがたいことではあるのですが、多いときには週5回練習があったこともあります。
「習い事として週に1〜2回くらいかな。」
という感覚とは、だいぶ違いました。
一番予想外だったのは「夜の練習」
そして、親として今も気になっているのが、
練習時間です。
アイスホッケーの練習は夜になることがあります。
逆に、夜だからこそ学校へ通いながら今も続けられている、という面もあります。
でも困るのが、
睡眠時間。
練習の日は、寝る時間が23時30分頃になってしまうこともあります。
親としては、
「せめて22時には寝かせたい。」
と思っています。
でも、現実的には難しい。
アイスホッケーを始める前には、ここまで想像していませんでした。
娘が大好きなことを続けさせてあげたい。
でも、小学生の睡眠時間も大切にしたい。
これは今でも気になっているところです。
それでも「行きたくない」と言ったことがない
では、娘自身はどうなのか。
始めた頃の、
「アイスホッケー楽しい!」
という気持ちは、今のところ全く衰えていません。
練習が多くても、
「今日、ホッケー行きたくない。」
と言ったことはありません。
もちろん、ずっと何もなかったわけではありません。
ホッケーで怪我をしてしまったときには、しばらく怖がっていたこともあります。
それでも、
「もうやめたい。」
とはなりませんでした。
「他の習い事はやめてもいい。でもホッケーはやめたくない!」
娘は今、
「他の習い事はやめてもいいけど、アイスホッケーはやめたくない!」
と言っています。
年長の10月。
三角コーンにつかまっても立てなかった、生まれたての子鹿のような娘。
あのときは、ここまで好きになるなんて思ってもいませんでした。
私自身がアイスホッケーを好きだったことがきっかけで、たまたま女の子のお友達が始めたと聞いて申し込んだ体験。
そこから娘自身の、
「楽しい!」
が始まりました。
小さい頃に「大好き」と思えるものに出会えたこと
アイスホッケーを始めさせてよかったことは何だろう?
と考えると、上手になったことや試合で活躍することより、私にとってはもっと単純です。
小さい頃から、自分が「好き」と思えるものに出会えたこと。
それ自体が、本当に幸せなことだと思っています。
この先ずっとアイスホッケーを続けるのかは分かりません。
いつか違うことに興味を持つかもしれません。
思うようにいかなくて、嫌になる日が来るかもしれません。
でも今、
「これが好き。」
と本人が迷わず言えるものがある。
それだけでも、あの日体験に連れて行ってよかったと思っています。
まとめ
娘がアイスホッケーを始めたのは、年長さんの10月下旬。
きっかけは、もともと私がアイスホッケーを見るのが好きだったことと、女の子のお友達が始めたと聞いたことでした。
初めて氷に立った娘は、
生まれたての子鹿状態(笑)。
それでも本人は、
「楽しい!」
と言い、無料体験5回のうち、たった1回で入団を決めました。
「スケートができないとホッケーはできない」と聞けば、自分からスケートの練習を始める。
リンクに行けなければインラインスケートで練習する。
少しずつ滑れるようになり、気がつけば、家族までアイスホッケーに夢中になっていました。
もちろん、実際に始めてみれば、
防具、費用、週5回になることもある練習、夜遅くなってしまう生活。
親として悩むこともあります。
特に睡眠時間については、今でも気になっています。
それでも娘は、
「他の習い事はやめてもいいけど、アイスホッケーはやめたくない!」
と言います。
子どもの頃に、
「私はこれが好き!」
と思えるものに出会えたこと。
今の私は、それが何よりよかったと思っています。
あの日の「生まれたての子鹿」が、これからどこまで滑っていくのか。
アイスホッケーについても、これから少しずつ記録していきたいと思います。